113年の伝統を、デジタルで革新する DX推進の取組

画材と共に歩んできた一世紀の経験を活かし、
デジタル技術で新たな価値創造へ

SCROLL

会社概要

会社名

有限会社画箋堂(GWASENDO)

創業

1913年(113年の歴史)

認定

京都市「S認証」「これからの1000年を紡ぐ企業」

経営理念

Vision

京都からアートにつながり、毎日をちょっと愉しく

Mission

感性のアトリエとなり、彩あふれる日々の創造をサポートする

Value

創造と想造

創造しよう、思い出に残る感動とありがとう

創造しよう、前向きに変化し行動する自分を

創造しよう、対話と連携で最高のチームワークを

想造しよう、次の100年も愛され続けるブランドを

DXビジョン

私たちが目指す未来

従業員のライフワークバランス向上創造性を最大限に発揮できる職場環境を目指し、創作活動を支える画材店として顧客から選んでもらえる会社を目指します。

01

ワークライフバランス

働きやすい環境づくり

02

創造性の発揮

イノベーションを生む職場

03

顧客から選ばれる

価値ある体験の提供

DX戦略モデル - 目指す姿

6つの柱で実現する、画箋堂のデジタル変革

地域文化との融合

  • 地元の美術大学や芸術学校、アーティストとの連携強化
  • 教育機関からの委託によるクラブ活動の取り込み
  • 学校では提供しきれない芸術体験を子どもたちに届ける

体験型サービスの提供

  • 教室やワークショップを店舗内で開催
  • 画材の使い方や技術指導
  • 顧客との関係を深める体験価値の創出

専門性と接客重視

  • 商品説明や使い方のアドバイス
  • 顧客の創作意欲を向上させる接客
  • 専門知識を活かした提案力の強化

ブランド力の強化

  • 「安売り」をせず、商品の背景や職人の想いを伝える
  • 創業100年以上の歴史を活かした信頼の提供
  • 品質とサービスによる差別化

地域アーティスト支援

  • 作品展示スペースの提供
  • 地元作家とのコラボ商品販売
  • アートコミュニティの中心的存在へ

観光との連携

  • インバウンド観光客向けの体験型アートイベント
  • 和紙を使った絵画体験の展開
  • 京都文化とアートの融合

DXロードマップ

短期・中期・長期の3段階でDXを推進

短期(1年目)

基盤整備と関係構築

店舗内体験スペースの整備(試し描き・ワークショップ)
地元美術大学との連携強化(画材提供・展示支援)
地元顧客との関係構築
来店動機の創出
自社内バックヤード業務の整備
中期(3年目)

事業拡大と価値創造

教育機関からの委託によるクラブ活動の取り込み
地域イベントへの積極参加
観光客向け「1日アート体験」プログラムの開発
顧客層の拡大
地域文化との共同創造
体験価値の提供
長期(5年目)

持続可能な成長と発信拠点化

オリジナルブランドの立ち上げ(地元作家や京都の伝統工芸×画材)
オンライン講座や動画の配信
環境配慮や廃材利用商品の導入(和紙、自然素材、建築廃材など)
持続可能な経営(環境、社会、経済)
広域顧客の獲得
芸術文化の発信拠点を目指す

具体的なDX施策

業務効率化と顧客体験向上のための4つの取り組み

01

AI-OCRの試験導入

仕入先ごとの見積書を自動データ化。ミスを削減し、事務作業の簡素化を目指します。

業務効率化 ミス削減
02

顧客注文伝票の電子化

紙伝票の検索時間を短縮。接客や提案といった「付加価値の高い業務」へ時間をシフトします。

ペーパーレス 顧客体験向上
03

オンライン常時接続の検討

支店・売場間をゆるく接続。孤独感を減らし、ちょっとした相談がしやすい環境を構築します。

コミュニケーション チーム連携
04

業務のAIナレッジ化

NotebookLM等を活用。属人化を解消し、現場の負担を減らす「画箋堂らしいDX」を追求します。

ナレッジ共有 属人化解消

DX推進体制

経営トップがリードする、実効性のある推進体制

プロジェクトオーナー

代表取締役

  • 最終意思決定
  • 経営資源の確保
プロジェクトリーダー

外商部マネージャー

  • 全体統括
  • 進捗管理
コアメンバー

販売管理部/店売部スタッフ

  • 業務プロセス分析
  • 現場展開
  • データ管理

DX人材育成の取り組み

ASTEM主催研修

AIの使い方に関する研修に参加済み

業務効率化講座

京都市主催の中小企業等向け実践講座に参加

次世代人材育成

コアメンバーの中から候補者を育成中

ビジネスモデル

価値提案

  • 高品質な画材の品揃え
  • 専門的なアドバイス
  • 地域密着型のサービス
  • ワークショップの開催

顧客セグメント

  • 美大生
  • プロのアーティスト
  • 趣味で絵を描く一般人
  • 美術教室
  • 学校・教育機関

チャネル

  • 実店舗(河原町五条本店他)
  • オンラインショップ
  • SNS
  • 地域イベント
  • アートフェア

主要活動

  • 商品仕入れ・販売
  • 顧客対応
  • 教室・ワークショップ運営
  • SNS運用
  • 地域連携

販売商材

  • 画材・額縁等の商品販売
  • 教室・ワークショップ参加費
  • オリジナル商品販売

戦略達成の指標

DX戦略の達成度を測る定量・定性指標

1. AI-OCR導入効果

見積書入力・転記に要する月間総時間の30%削減

2. 注文伝票電子化

過去の伝票検索時間の短縮(1件あたり10分から5分以内へ)
事務工数の10%を接客相談時間へシフト

3. オンライン連携

店舗・売場間の相互相談件数の10%増加
スタッフの孤独感解消と顧客対応スピードの向上

4. AIナレッジ化

専門知識・マニュアルのAI登録件数 20件以上
定型的な内部問い合わせ時間の10%削減

5. 経営目標との連動

年次売上成長率毎年2%の維持

経営者メッセージ

代表取締役

山本 修三

伝統と革新の融合で、次の100年へ

1913年の創業から113年。画箋堂は京都の地で、芸術文化を支える画材店として歩んでまいりました。

この長い歴史の中で、私たちは常に「創作活動を支える」という使命を大切にしてきました。しかし、時代は大きく変化しています。デジタル技術の進化、社会のニーズの多様化、そして働き方の変革。これらの変化に対応するため、私たちは今、DX(デジタルトランスフォーメーション)という新たな挑戦に取り組んでいます。

DXは単なるツールの導入ではありません。それは私たちの働き方を変え、お客様への価値提供を進化させ、次の100年に向けて持続可能な企業となるための変革です。

従業員一人ひとりが創造性を発揮できる職場環境を整え、お客様に今まで以上に質の高い体験を提供し、地域文化の発展に貢献する。これが私たちの目指すDXの姿です。

AI-OCRによる業務効率化、顧客注文伝票の電子化、業務のナレッジ化など、具体的な取り組みを一歩一歩着実に進めてまいります。そして、地域の美術大学や芸術学校との連携を強化し、体験型サービスの提供を通じて、アートをもっと身近に感じていただける場を創ってまいります。

画箋堂の強みは、113年培ってきた信頼専門性、そして地域との深いつながりです。この強みを活かしながら、デジタル技術で新たな価値を生み出し、「京都からアートにつながり、毎日をちょっと愉しく」というビジョンを実現してまいります。

今後とも、ご支援ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2026年2月

有限会社画箋堂 代表取締役 山本 修三